グリーンセイバー インタビュー
前田 昌利さん(カルチャー・ネイチャー)
寺社仏閣のご神木から木への関心が高まり植物や自然について、もっと知りたくなった
実は自然や生態系には全然関心がなかったんです。たまたま友人が神社・仏閣を訪れるのが好きで一緒に行った時にご神木を見て、「すごいなぁ…」と圧倒されて、木に関心を持つように。生態系うんぬんより、木について調べたくなったのが最初です。
自然系の資格などを色々ネットなどで探し、手始めに樹木の識別検定を受検。2級には合格しましたが、もっと木だけでなく、色々なことを知りたくなってきて。あれこれ見ているうちに出合ったのがグリーンセイバーでした。ネットで調べるうち、それが植物や自然に関する資格だと知り、名前もかっこいいし、よしやってみよう!とカルチャーとネイチャー、両方のテキストを取り寄せました。読んでいくうちに「そういうことなんだ」とのめりこみ、小学校から学んできたことがどんどん深堀りされていく印象でした。「知りたい」、「やってみたい」というインスピレーションを感じたら、いつも唐突につきつめるタイプ。グリーンセイバーに関してもやはりそうで、すぐ受検しようと決めました。
図鑑やネットで見てわからなかったことも仲間に出逢えて理解が深まった
勉強は冬頃からはじめて、夏の検定試験を受験し合格。木から入ったため、植物についてはテキストを見ているだけでは少し難しくも感じましたが、合格後、研修で知りえたことも多かったです。本や図鑑ではいくら見ても全然わからなかったことも、フィールドでGSの先輩方から実物を見せてもらって初めてわかることも多くて。こうした仲間や先輩方との出逢いも魅力ですし、楽しいですね。
自分が好きな登山の講座の企画に初挑戦!
好きなことで色々な人と楽しさを共有したい
もともと、山登りは好きでよく行っていましたが、植物が好きになって知識を得てから登ると、やはり見えてくるものが違ってきます。今までは葉っぱもみな同じように見えていましたが、今ではあれこれ発見できるだけでうれしくて。昨年は初めてGS企画として初心者向けの登山講座を企画。主催者側として、自分が楽しめる登山ならできるかな、と思ってチャレンジしました。
今後も「GS企画」や「子供ワクワクプロジェクト」などにサブリーダーやスタッフとして関わっていきたいですね。普段の仕事とは全く無関係ですが、それがリフレッシュになっていいですし、自分が楽しみたいだけ。それをたくさんの人と共有できたらいいですね。
これからは、自分と同じぐらいの世代の人にも、もっと参加して欲しいです。