安全に自然と親しむ活動をするために

樹木・環境ネットワーク協会では、さまざまな自然体験活動を企画またはサポートしており、事前にお申込みいただければどなたでも参加できます。
安全に楽しんでいただくためには、これだけは守ってほしいというお約束がいくつかあります。参加する時に知っておいてほしいことをまとめましたので、前日までにぜひご一読ください。

安全な作業は身支度から。

ホームページからイベントにお申込みいただいた方には、折り返し事務局から確認メールをお送りします(お申込みは電話でも受け付けています)。
メールには集合時間、待ち合わせ場所、当日の連絡先(リーダーの携帯番号)とともに、服装、持ち物の案内が記載されています。
特に野外でのイベントでは、身支度は楽しく安全に過ごすために大事です。前日までにしっかり準備しておきましょう。

  • 服装

    動きやすく、汚れてもいい服装で参加してください。ケガや虫さされ、かぶれなどを防ぐため、真夏でも長袖、長ズボン(裾じまり、袖じまりの良いもの)の着用を心がけて下さい。ハチ対策のため、黒い衣類や強い香水や整髪料は避けましょう。
    スパッツ、タイツなどは着衣の上から刺されることもあるため、極力避けた方がよい。足首が出ない靴下などを選ぶ。(ダニ等の刺され予防)

  • 靴底がしっかりしていて滑りにくいハイキングシューズ、トレッキングシューズ、長靴などを選びます。足首が固定されて捻挫防止になるハイカットタイプがオススメ。また、虫から足を守るため、靴下は短いソックスではなく、ハイソックスなどをはいて、足首の露出も防いでください。

  • 頭部

    暑い夏は、帽子は日差しから頭部を守るだけでなく危険から守る場合もあります。必ず帽子をかぶりましょう。

  • 持ち物

    急な雨による低体温症を予防するために、上着とズボンに分かれたレインウエアを常備しておきましょう。
    水筒などは肩かけできるベルト付などとして、両手が空くようにしましょう。

  • タオル

    汗拭き用だけでなく、首に巻いておくとダニや虫を避けることもできます。。

  • 保険証・マイナンバーカード

    病院に行くことになった場合に備えて身につけておきましょう。お預かりしたり個人情報を収集したりすることはありません。持病やアレルギーのある方は、その内容や緊急連絡先(ご家族など)を記入したものも持っていると安心です。

リスクを意識しましょう。

野外ではどんなに気を付けていても、思わぬケガをすることがあります。どんなリスクがあるのか前もって知っておくのは、リスク回避の第一歩です。

活動中の心得

リーダーやスタッフの指示をきちんと聞こう

行動中のケガ

  • 滑って転倒、転落、滑落する。
  • はねた木や木端、石、土などが当たる(特に眼球に注意)。
  • 枯れ枝が落下して頭部にあたる。
  • 尖った竹、枝先などが刺さる、踏み抜く。
  • 重量物を持ち上げて腰を痛める(姿勢に注意)、足の上に落とす。
  • はぐれる。一緒に行動、声かけ

熱中症

高温、多湿、活動による体温上昇などの要因が重なり、正常な体温調節ができなくなった状態です。
水分補給には体液バランスに近いミネラル分を含んだ経口補水液やスポーツドリンクが最適。
緑茶には利尿作用があり、水分不足の原因になるため、お茶なら麦茶がオススメです。

危険な生きもの、植物

ハチ、アブ、ブヨ、ドクガ、マダニ、ヘビ、ウルシなど、腫れや痛み、かぶれをもたらす動植物については、事前に植物図鑑等で対策も含めて調べておく必要があります。
リーダーに教わりましょう。

ボランティア保険について

当協会では、活動に参加してくださった方が、協会の安全管理に従った作業中にケガをした場合の入院・通院費などに適用される傷害保険に加入しています。
事前に参加申込みをしていただき、お名前をお伺いするのは、保険の対象者として把握するためでもあります。
保障内容等、詳細を知りたい方は、事務局にお問い合わせください。

有意義な活動を続けるために

当協会では自然の大切さを理解し、参加してくださる方が少しでも増えることを願って、ボランティア保険の保険料を徴収しておりません。
この体制を維持するための活動費は、皆様からお預かりする年会費やご寄付に支えられています。
有意義な活動を安全に安定して続けるためにも、ご支援、ご協力をお願いいたします。
野外では、自然とふれあい、楽しむ豊かな空間である一方で思わぬ危険がひそんでいることもまた事実です。こうしたことを頭において、そうしたリスクを少しでも減らせるようご協力下さい。
特にお子さまの参加に際しては、保護者の方には小さなお子様から目を離さぬようお願い致します。

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